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更新日:2022年5月6日
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セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください
区内でセアカゴケグモが確認されました
令和4年4月27日(水曜日)、南千住三丁目付近において、特定外来生物に指定されているセアカゴケグモ(メス1匹)が確認されました。
なお、確認されたセアカゴケグモは既に駆除されています。また現在このクモに咬まれた方、健康被害を訴えている方はおらず、他の個体も発見されていません。
セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモについて
セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモは特定外来生物に指定されており、都内においてもたびたび発見されています。
どちらのクモも性格はおとなしく、攻撃性はありません。しかし毒を持っていますので、素手で捕まえたり、さわらないよう注意してください。
毒を持っているのはメスだけです。
特徴
セアカゴケグモ
- 成熟したメスの体長は約0.7から1センチメートル
- 腹部は大きな球状
- 全体が光沢のある黒色で、腹部と背面に目立つ赤色の縦条(縦方向の帯状の模様)がある
- 腹面に赤い砂時計状の模様がある
- オスの体長は3から5ミリメートルで、メスの半分くらいの大きさ
ハイイロゴケグモ
- 成熟したメスの体長は約0.7から1センチメートル
- 腹部は大きな球状
- 体の色は黒色のもの、茶色や灰色に斑紋を有するものなどさまざま
- オスの体長は3から5ミリメートルで、メスの半分くらいの大きさ
生息場所
日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物(側溝や雨水枡など)のあらゆるくぼみや穴、裏側、隙間に営巣します。
例
- プランターや植木鉢の底
- エアコン室外機の裏
- 庭に置いた靴の中
- 自動販売機の下
- ブロックやフェンスのすき間
屋外に置かれていた傘、衣類、おもちゃ等に付着して、室内に持ち込まれる可能性があります。
咬まれないために
- 屋外で作業する場合は軍手など手袋を着用してください。
- 見つけても、素手で捕まえたり、さわらないでください。
見つけた場合は
家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)の使用や熱湯をかけるほか、靴でしっかりと踏みつぶすなどの物理的な方法でも構いません。卵には殺虫剤が効かないので、しっかりと踏みつぶしてください。
万一、咬まれてしまった場合には
咬まれた部分を流水で洗い流した後、すみやかに医療機関を受診してください。
より適切な治療のため、可能であれば駆除したクモを医療機関へ持参してください。
環境省ホームページ
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お問い合わせ
健康部生活衛生課環境衛生係
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