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更新日:2024年4月11日
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高齢者の適切な睡眠
成人では、短時間睡眠(睡眠不足)による健康への悪影響に注目されてきました。しかし、高齢世代においては、むしろ長時間睡眠による健康リスク(認知機能の低下など)が調査結果で示されています。
睡眠時間
睡眠時間は、加齢により徐々に短くなり、早寝早起きの傾向が強まり朝型化することがわかっています。
眠気がないのに「寝床に入る」ことはやめ、寝床にいる時間が8時間以上にならないことを目安に、必要な睡眠時間を確保しましょう。
健康の増進と改善のために
長時間の昼寝を避けて日中の活動時間を増やし、必要以上に寝床で過ごさないようにすることが重要です。
床上時間を短縮する工夫
- 床上時間が8時間以上にならないようにするために、床上時間と睡眠時間を1週間ほど記録する。
- 寝床で考えごとをするのは避ける。
- なかなか眠れないときは寝床を離れ、眠気が訪れるまで寝床以外の場所で静かに過ごす。
- 睡眠を妨げる寝室環境(テレビやラジオをつけながら寝る、電気をつけたまま寝るなど)は改善する。
自分でできるよい睡眠のための対策
- 体内時計を調整するために、日中にできるだけ日光を浴びる。
- 就寝の約1~2時間前に入浴し身体を温めてから寝床に入る。
- リラックスできる寝衣・寝具を使う。
- 寝室は暑すぎず寒すぎない温度で、できるだけ暗く静かな環境をつくる。
- 寝室にはスマートフォンやタブレット端末を持ち込まない。
お問い合わせ
健康部健康推進課保健相談担当
〒116-8507荒川区荒川二丁目11番1号
電話番号:03-3802-3111(内線:432、434)
ファクス:03-3806-0364