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更新日:2020年6月17日
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二極化している社会状況の認識と対応及び区施設の空き家である旧真土小を問う 清水啓史(民主・市民)
清水啓史(民主・市民)
二極化している社会状況の認識と対応を問う
問
子どもの相対的貧困率、若者世代の雇用状況、高齢者の貧困状態等、今、様々なところで格差が広がり、二極化している。誰もが共に生きる「共生社会」のため、格差是正に向け、荒川区は各分野において施策に取り組んでいるが、住民にとって最も身近な基礎自治体として、現状の社会認識と今後の取り組みを問う。
答
非正規雇用が増加する等、経済的な格差の拡大に大変危機感を募らせている。区では、格差が親から子へ伝わる負の連鎖を断ち切ることに重点を置き、「子どもの貧困・社会排除問題」に取り組んでいる。保健師による乳児家庭の全戸訪問や「居場所づくり事業」等、様々な支援策を実施し、その充実を図ってきた。特に、就労支援は、区内企業見学バスツアー等を実施している。生活困窮者への相談窓口体制の強化等、更に施策を展開していく。今後も、きめ細やかな対応を全力で行う。
区施設の空き家である旧真土小について問う
問
平成25年の予算に関する特別委員会において「旧真土小学校の建物は、区が所有する空き家ではないか」と指摘した。暫定利用を終了した時期に、経費をかけて建物の安全措置をし、現在も清掃と見回り、センサーライトの設置等、今後利用せずに解体する建物に毎年費用をかけているという状況である。そこで、旧真土小について現在の考え方、近隣との調整といつを目途に判断するのか、区の見解を問う。
答
旧真土小学校は、平成3年に閉校後、24年度末をもって暫定利用を終了した。区はこれまで、フェンス設置や機械警備の導入と清掃、見回りを行う等、適切に閉鎖管理を行ってきた。区民の財産の保全と地域の安全という、相反する課題を整理しなければならない難しい問題だが、現在、建物の解体に向けて鋭意検討を行っている。区議会、区民の意見を聞きながら、具体的な進め方を決定していきたい。
その他の質問項目
- コミュニティバスさくらの運転手等に関する勤務状況把握について
- 区内中小企業に対する正社員雇用促進支援について
- 給付金事業について
- 学校における安全管理について
- 学校教育充実策のPRについて
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