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更新日:2024年4月10日
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鮭のまちで学ぶ森林・自然体験ツアー(令和5年度村上市連携事業)を実施しました
令和5年10月28日~29日に、区内在住・在学の小学校4~6年生とその保護者を対象とした「鮭のまちで学ぶ森林・自然体験ツアー」を、友好交流都市の新潟県村上市で実施しました。親子10組20名にご参加いただきました。
村上市を流れる三面川(みおもてがわ)では、鮭が遡上します。古くから鮭とともに生きてきた村上市では、「鮭資源を守る豊かな海・川の保全には、それらを生み出す豊かな森が必要である」という考えのもと、「さけの森林づくり活動」として、森林整備活動を積極的に行っています。
ツアーでは「鮭のまち村上」で、鮭の生態や文化をテーマに、森林が果たす役割について学びました。
当日の様子
1日目
三面川で、鮭漁が行われている様子や、鮭の採卵などを見学しました。また、水揚げされた鮭をトラックに載せる作業を体験しました。
また、三面川鮭産(けいさん)漁業協同組合の組合長に、鮭が生まれてから川へ遡上してくるまでの生態について説明をしていただきました。
鮭の博物館であるイヨボヤ会館では、館長の説明のもと、鮭がゆうゆうと泳ぐ様子などをガラス越しに観察しました。村上の方言で「イヨボヤ」は鮭のことです。
「塩引き道場」師範の指導のもと、村上の代表的な鮭の料理法である「塩引き鮭」づくりを体験しました。
2日目
2日目は、「さけの森林づくり活動」に参加し、森林での作業を体験しました。
はじめに、竹の破砕機や重機作業の見学を行いました。チェーンソーで切った木が倒れる様子や、伐採された樹木が重機で短く切られていく様子は、とても迫力がありました。
その後、ホオノキの植樹を行いました。また、そのほかに薪割り体験、間伐・枝打ち体験、炭焼き小屋の見学を行いました。
参加者の声(抜粋)
- 漁協の組合長とイヨボヤ会館の館長のお話はとても興味深かったです。また、間伐や枝打ちといった林業の体験もさせていただき、親も子もとても楽しめました。
- 鮭を見てみたいという気軽な気持ちで参加しましたが、とても充実した内容で勉強になりました。
- 個人の旅行ではできない貴重な体験をできたことは、とてもありがたく感じました。
村上市におけるその他の体験事業のご紹介
村上市では、一定の期間、市内に滞在して自然や文化、地域生活に触れる田舎暮らしを体験できる移住体験事業を実施しています。詳しくは、リンク先をご覧ください。
お問い合わせ
環境清掃部環境課環境推進係
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