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更新日:2024年10月3日
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痴漢やつきまとい等の対策
痴漢は、個人の尊厳を踏みにじる、断じて許すことができない重大な犯罪行為です。
通勤や通学等、日々の生活の中で突如被害に遭われた方は深く傷つき、その恐怖や苦痛が心身に及ぼす影響は甚大です。
性別にかかわらず被害に遭う可能性がありますので、痴漢やつきまとい等への対策について知り、防犯意識を高めましょう。
対策例
痴漢
- 痴漢被害の多くは電車内です。
- 混雑した車両の利用や車両のドア付近に立つことはできるだけ避けましょう。
- 女性は、女性専用車両があるときは利用しましょう。
- 痴漢の被害に遭ったときは、周りの人に大声で助けを求めましょう。
- 声を出せないときは、防犯ブザーや警視庁防犯アプリ「DigiPolice」(デジポリス)の痴漢撃退機能を活用しましょう。
つきまとい
- 夜間は、できるだけ明るく人通りの多い道を選びましょう。
- エレベーターに乗るときは、各階のボタンや非常ベルがすぐに押せる場所に立つようにしましょう。
- いつでも110番できるよう、もしくは防犯ブザーをすぐに使えるよう、準備しておきましょう。
- つきまとわれたときは、一人で対処しようとせずに、付近の交番やコンビニ等に駆け込み、助けを求めましょう。
- 帰宅途中で逃げ込める場所(交番、営業している店舗)をあらかじめ確認しておきましょう。
盗撮
- 更衣室、トイレや自宅の周囲に所有者のわからない不自然な物が置かれていないか確認しましょう。
- 階段やエスカレーターでは、不自然に背後に近づいてスマートフォンの操作をする等、不審な動きをする人がいないか気をつけましょう。
- 盗撮の被害に遭ったら、警察や施設の担当者へ助けを求めましょう。
区の取り組み
痴漢やつきまとい等への対策として、様々な機会で防犯ブザーの携帯を推奨しています。令和5年12月4日から6日に荒川区役所分庁舎で開催した安全安心スポットまつりに防犯ブザー体験コーナーを設け、463人にいざというときに防犯ブザーを使いこなせるように実際に使用してもらい、配布も行いました。
また警察署と連携したキャンペーンも実施しています。区内の中学校・高校において防犯講和を行った後に防犯ブザーを配布したり、南千住駅にて各鉄道事業者にも協力を得て、駅利用者に対して「痴漢を許さない」「被害を受けたら迷うことなく110番」等のチラシやホイッスルを配布したりしました。
警視庁防犯アプリ「DigiPolice」(デジポリス)
被害に遭った時に使える「痴漢撃退機能」「防犯ブザー機能」のほか、地域の犯罪発生状況もリアルタイムで確認できる便利なアプリです。ぜひダウンロードして、いざというときに備えましょう。
警視庁 防犯アプリ「DigiPolice」(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
気づいたらちょこっとアクション!犯罪を生まない社会へ
東京都は「居合わせた第三者の『さりげない行動』が犯罪を未然に防ぎ、社会を変えることができる」をコンセプトに、誰もができる行動事例を紹介する動画を制作しました。行動することに戸惑ってしまう場面で、その場に居合わせた誰もができる「ちょこっとアクションの具体例」を分かりやすく紹介しています。
痴漢、盗撮、しつこい声掛け、つきまとい…シチュエーションごとに分かれたYouTube動画を参考に、いつもより少し周りに気を配り、"ちょこっと"行動してみてください。
東京都生活文化スポーツ局 犯罪被害を防ぐ「第三者」の行動変容に向けた気運醸成(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
関連リンク
お問い合わせ
区民生活部生活安全課生活安全係
〒116-0002荒川区荒川二丁目25番3号荒川区役所分庁舎2階
電話番号:03-3802-3111(内線:494)
ファクス:03-3891-8892