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更新日:2025年3月9日
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桐たんす 町田金三郎(まちだ きんざぶろう)
桐たんすの技術
桐材を剥ぎあわせ、柾目板を作り、ホゾとウツギ(木釘)を使って組み上げる技術。
18世紀半ば、指物から専業化したとされる。桐は吸湿性、耐火性、通気性に富み、収納家具に使われてきた。東京の技術は、框戸を設けるのが特徴とされ、木目の美しさをいかして作られてきた。
職人のプロフィール
父・昇吉さんについて、昭和22年より修業を積み、跡を継いだ。父は静岡県清水市で義兄の前田氏から技術を修得し、関東大震災後に現在地で開業した。
町田さんは、桐材の特徴(耐火性、耐湿性にとむ)を活かし、和だんすだけでなく、洋だんす、整理だんすなど、現在の生活に見合った作品を作り出している。
- 昭和60年度 荒川区登録無形文化財保持者に認定
- 平成14年度 荒川区指定無形文化財保持者に認定
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※注釈 現在、大型家具の製造は行っていません。
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